【TEPPEN】HbM環境における赤単真空波動拳リュウ【デッキ解説】
皆さんこんにちは。睦月です。
TEPPENの解説記事を個人ブログに書くのは初めてですね。
Haunted by Memories環境(以下HbM)において赤単真空波動拳リュウで2200ポイント&世界ランキング1位を達成しました。
今回は赤単リュウのコツやプレイ時に意識すべきことを解説していきます。この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
デッキ解説
相手のデッキを理解すること以上に自分のデッキを正しく理解することが大切だと筆者は考えています。
まずは赤単リュウについて考えていきましょう。
・なぜ目覚め軸なのか?
HbM環境になり、新要素としてメモリーが追加されました。
それに伴いアクションを主体としたデッキが多く見受けられるようになりました。
最強のフィニッシャーカウンターハンターと最強のヒーローアーツ落鳳破を従えた、メモリー軸ゼロ。
エックス、ガムート、ディアブロスといった呼応ユニットを育成し圧倒的なスタッツで盤面を制圧する、チャージショットエックス。
AoE(全体除去)で盤面を抑えつつバーンカードで相手のライフを詰めることが可能となった、電刃錬気リュウ。
これらのデッキに対してアクションを返してしまうと…メモリーカウントの加速、呼応での強化等により、相手側のアドバンテージが大きいことがほとんどです。
そのためアクションカードを絞り、プレイ時効果で盤面を制圧する形の方が環境に適していると言えます。
勿論、アクションカードを絞ることによるデメリットもあります。最たる例として盤面ロックによるMP溢れで間接的にMP差を付けられてしまい、取り返せない盤面差を作られることです。
それを防ぐためには…もうお分かりですね。スパイラル・ペガシオンやリュウといった目覚めユニットの出番です。
・主役級カード解説
アイシー・ペンギーゴ ラシード
赤単リュウを使う最大の理由です。この2枚を活かせるように立ち回ることこそが、最も気を付けるべき事になります。そのため、基本的には10MPから動き出し成長を重ねられるように心がけましょう。
4MPユニットのため魔人の恫喝、資格無き者の末路で除去されてしまうと相手にMP差を付けられてしまいます。これらのカードを使われる前に成長効果を効果的に使用していきましょう。
ペンギーゴの成長について
ラシードは成長6MP分と頭打ちが早く、盤面が埋まり切ってしまい成長が活かせないことはありません。
しかし成長9MP分あるペンギーゴはLv.4に到達する前に盤面が埋まってしまうことがあります。そのため、4MP+5MPor3MP+6MPの動きでLv.4を目指すのが基本的な指針となります。
ペンギーゴ(4MP)+成長9MP=13MPが必要となるので10MPからペンギーゴを展開したとしても3MP分待つ=一度攻撃が行われてしまいます。理想は6MP→3MPの流れでシールドを2枚付ける動きになります。
成長の誘発順について
成長とプレイ時効果が同時に誘発する場合の処理順として
①成長→プレイ時効果の順番で発動
②同時に成長する場合は上にいるユニットから発動
という法則があります。
※下記画像ではペンギーゴ→ラシード→バレッタの順番で発動。
結論から言いましょう。
アイシー・ペンギーゴ
紅蓮の格闘王 ケン
ラシード
基本的にこの順番で上から置くようにしましょう。理由としてダメージを無駄なく飛ばすことが目的です。
ペンギーゴで単体に6ダメージを飛ばすことで確実にユニットの数を減らした方が、ダメージを無駄なく与えやすいです。
例えば相手にHP6のユニットが2体いる場合、ペンギーゴ→ケンと誘発した場合確実にユニットを全滅させることが出来ます。
ケン→ペンギーゴと誘発した場合、ケンの振り分け(平均的に割り振りが行われると仮定した場合、4点3点)後に6点が入ることになるため全滅することが運頼りとなってしまいます。
例外として、シールドがある相手には逆の順番にした方がいい場合もあります。低めのダメージから飛ばすことでシールドを剥がし高ダメージを飛ばしていきましょう。
ミラーマッチや緑とのマッチではシールドに高ダメージを吸われないように注意しましょう。
1体ずつ丁寧に処理をしていくことが赤単リュウの基本であり神髄です。
無駄なくダメージを与えるように心がけましょう。
ラギアクルス バレッタ
プレイ時にダメージを振り分けるユニット達です。赤単リュウの序盤の強さをCORE環境から支える優秀なユニットです。
基本的に相手ユニットが1体の時にプレイするのが最も強い使い方になります。有利トレードを取りこちらだけユニットがいる状態を作り出し、徐々にライフを詰めていきましょう。※詳しいリュウ足し算は後述
ですが、あえて複数体に飛ばす場合もあります。それが相手ユニットのHPが1しかない場合等です。HPが1しかない場合ラギア等で3点を飛ばすのはオーバーキルとなり損となってしまいます。
その様な場合は2体目のユニットがプレイされてから振り分けを行うようにしましょう。
↑この盤面でのラギアは効果が薄い
↑2体目が出てきたのでラギアをプレイ!
リュウのパーフェクトさんすう教室
HP2:ペガシオンor3/2/5で受け
HP3:ラギアorリュウ
HP4:バレッタor3/2/5で2回受け
HP5:ラギア3+受けで2点(リュウでも同じ)orラシード2点+ラギアorリュウ3点
HP6:バレッタ4+2点受けorラシード2点+バレッタ4点orペガシオン目覚め
HP7:ラギアorリュウ3+受けで2点×2orリュウ目覚め3+4点受け
これらを即座に行えるように、繰り返し練習しましょう。
赤単リュウを使う上で目指すべき盤面は”こちらだけユニットがいて、相手にはいない”状況です。
有利トレードを繰り返し徐々に相手を追い詰めていきましょう。
各マッチアップの心構え
・対単色落鳳波
いかにカウンターハンター前に勝負を決めきれるかどうかが鍵を握るマッチアップです。そのため5MPを過ぎても動いてこない場合は即ユニットを配備していきましょう。MPを溜めている間も空いてのHPを詰めれるように常に盤面にユニットがいる状況を作り出すように心がけましょう。
・ユニットを投げる優先順位
盤面にユニットがいない
ガイ→ラシード→ペンギーゴ→その他
盤面にユニットがいる
ペンギーゴ(他ユニットと合わせてプレイしシールドをつける)→ラシード→ガイ→その他
恫喝でのバウンスをケアするためにコストが軽く、バウンスされても臨戦ですぐに立て直すことが可能なガイは相手からすれば対処しづらいカードになります。そのため初手で投げるユニットとしては最優秀だと考えています。
2体以上同時に展開する場合はペンギーゴのシールドを付けるチャンスです。シールドの有無で落鳳破のパワーが大きく変わるため、シールドを付ける前に落鳳破や快楽ビュッフェで倒されないように気を付けましょう。
また落鳳破のパワーを落とすことが重要なテクニックとなります。例えば7点振り分けモードの場合、ユニットが2体いる状況だと3点、4点と飛ぶことが最も多いです。HPが1でも残れば処理がやりづらくなりがちなので相手の妨害となります。相手のAPを意識し、有効的な落鳳破を打たせないように動いていきましょう。
↑ラシード1体だけなら落鳳破で確実に落とされるから
↑バレッタを即配備してラシードを守る!
また追記するから待っててね…